screamhand’s diary

山とキャンプとDIY

第111回 知らなければならない

どうも、こんにちはスクです!

 

3月に入ったというのにまた寒さがぶり返していますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

自分は雨が多いので、全然活動出来ていない状況です。

 

合間を見つけては何かするようにひしているんですけどね。

 

ここ2、3年山を借りて遊んで楽しんでいる訳なんですが、今さら思った事があります。

 

「山の全貌全然知らん」

 

キャンプをするのは大体同じ場所で、道に近い場所以外は斜面になっているので、今までろくに調査もしてなかったんです。

 

結構なガチ斜面なので見る必要も無いか、とは思っていましたが、せっかく使わせて貰える山なので、好きなだけ探索してみようかと思います。

 

もしかしたら鹿の角も落ちているかも!?と期待もありつつ。

 

装備は最小限で登ってみます。


f:id:screamhand:20240311080812j:image

獣道をたどりつつ、足場を探しながらの登りは想像以上にキツイ。

 

いきなりの急斜面に心が折れそうだ。

 

3月なのになぜか雪降ってきたし。

 

装備が最小限すぎて鉈忘れた。

 

杉の木に何か分からない物がくっついてる。


f:id:screamhand:20240311081125j:image

道が無いと登るのに想像以上の時間がかかる。

 

普段の登山は甘やかされていたんだ、と実感。


f:id:screamhand:20240311081259j:image

少し開けた場所を見つけて、キャンプが出来るか妄想。

 

荷物を背負って登る事を考え断念。

 

野生動物の痕跡を発見!


f:id:screamhand:20240311081428j:image

熊は居ないはずだから猪か鹿。

 

普段見ることの無いキズ跡に少しビビる。

 

キズの形からして鹿の角研ぎかと。

 

熊の爪跡だったら2度とキャンプできないところでした。

 

さらに少し歩くと木が密集しだしたので、今日は鉈を持っていないため断念。


f:id:screamhand:20240311082046j:image

 

とりあえず下山したいと思ったんですが、もちろん登山道は無い訳で、どうやって登ってきたかよく分からない。

 

深い山ではないし、方角は分かるのでなんとなく下って行くんですが、下っていて思った事があります。

 

「あ、こうやって遭難するんだ」

 

方角がわかった所で現在地が分からないと危険だと実感する下山になりました。

 

今回は深い山ではないし、危険も少ない状況でしたが、初めて行く山などで「道を外れたらこうなる」とわかり、またひとつ成長できた時間になりました。

 

そしてまたひとつ覚えなくてはいけないなと感じた事も出来ました。

 

「山の地図を読めるようになる」

 

登山をするにあたって本当は最初にやるべき事だったかもしれませんが、GPSが届かない事やバッテリー切れを考えたら必要な事でした。

 

文明の利器に頼りすぎですね。

 

知らない事や必要な事を知れた良い1日になりました。

まあ、鹿の角は見つかりませんでしたが。

 

皆さんはしっかり勉強してから山に入ってください。

 

あと、軽装でも準備は忘れずに。

 

猪が出たら丸腰で戦う事になっていたかもしれないと思うとゾッとしますね。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます!