screamhand’s diary

山とキャンプとDIY

第23回 道具の改造4

どうも、こんにちはスクです!

 

皆さんはキャンプをしている時、薪

割った後オノやナイフなどの刃物をしまっていますか?

しっかり安全を考えてしまっている人が多いんですかね?

自分はわりと出しっぱなしにしてしまっています。

適当に置いておいて踏んでしまうかもしれなをいので、片付けた方がいいですね。

 

さて、前回はほぼ本体の作業が終わり、残すところシースの作成と研ぎぐらいになりました。

今回は、シースの作成をしていきたいと思います!

まずは、何を造る時にも重要な「想像と妄想」ですね。

 

同じ物は作る予定がないので型紙を作るのはめんどくさい。

革に直接書き込みます。


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かなり雑になってしまいましたが、何とかなるでしょう。

それでは裁断して行きましょう!

1度で切ると失敗につながるので、丁寧に何度も刃を入れて。

革をなるべく動かさずに、自分が動く。

ついでにベルトも切り出しておきます。


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ここで付属品のベルト類を着けてしまいましょう。

ポンチで穴を開けて鋲やボタンを着けます。

ベルトの長さはナタが出ないように調整します。


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ボンドを塗って圧着!

専用もありますが、木工でも使えるゴリラボンドがすごく使いやすいです!


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乾くまでしばし休憩。

乾いたら菱目打ちで穴を開けて縫って行きます。

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久しぶりに革を縫ったら、困った事に縫い目がきたねぇ。

やっぱり日頃やらないと上手くいきませんね。

使うのは自分なので良しとしましょう。


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コバ(端)をサンドペーパーで馴らして、薄めたボンドで艶が出るまで擦って行きます。



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最近こんな作業が多いですね。

右腕がパンプアップしてしまいそうです。


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とうとう出来ました!

革も使い込んだら良い色になることでしょう。

自分で手を加えて気に入った物を使うのは、ロマンに溢れています。

 

皆さんも道具に手を加えて、新しい気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます!

 

 

 

 

 

第22回 道具の改造3

どうも、こんにちはスクです!

 

皆さんは、一点ものは好きですか?

自分は誰かと持っている物が被るのがキライなので、大好きです。

ただ、ヴィンテージ物などは手が出せないのでDIYで一点物を造ろうと頑張っています。

 

さて、前回同様ナタの改造の続きです!

 

まずはどんな形にするか妄想します。

太さや持ちやすさ、滑りにくさなどこの後の展開に影響するので、納得するまで妄想しましょう。(山で使っている姿まで妄想するとなお良い)

 

いらない所を切ってしまいましょう。

少し大きめに残して両サイドを切断!
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ここで大体の太さか決まるので、後で削って調整できるように少し大きめです。

 

あとはひたすら削って行きます!

粗削りのヤスリを買うのを忘れていたので、考えた結果ナイフで削り出したのですが、曲線か難しいので


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ノコギリをヤスリ代わりに使いました。

準備は大事。

あとはナイフで角をどんどん削って行きます。

ひたすら角を落とす。

背中側はカンナを使おう。

なるべく丸くする。

左手の親指が痛い。

 

で、形を整えて行きます。


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ナイフで粗方削れました。

それではあとは


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ひたすらサンペ!サンペ!たまにリューター!

サンドペーパーは#320ぐらいだったと思います。

同じ所を擦り過ぎて火傷したかと思いましたわ。


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かなり滑かに出来たのではないでしょうか。

握り心地もなかなかです。

テンション上がって振り回しても出っぱりがあるので滑りませんでした。※室内で振り回すのはやめましょう。

 

これで残る作業はシースの作成ぐらいですね。(研ぎは面白くないので書きません)

 

約10時間、ゴールが見えて来ましたね。

いや、使う所がゴールか。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます!

 

 

 

第21回 道具の改造2

どうも、こんにちはスクです!

 

皆さんは、ナイフを選ぶ時何を基準に選びますか?

見た目?刃渡り?鋼材の種類?

自分は山に入ったら常に常備する物なので、見た目で選んでいます。

見た目が良くても、誰にも逢う事はありませんが、テンションをあげる1つになっています。

 

さて、前回に引き続き「ナタの改造」です!

ブレードの方は何とか形にできたのですが、ブレードを削る為にジャマだった持ち手を破壊し、作業を増やしてしまいました。

 

今回は、持ち手の制作をして行こうと思います!

とりあえず、木材の種類がたくさん置いてあるお店に行って来ました。

木材と一言で言っても、色、堅さ、柄。

たくさんありすぎて決まらない。

この柄良い!って思っても値段が高い。手が出ない。

どうにか選んだ木材がこちら!


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「サワラ」です。

ヒノキの一種らしいですが、良い具合に柄があったので、これに決めました。

 

まずは、適当にカット!


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ブレードをはめ込む溝を掘って行きます。


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リューターで始めましたが、埒が明かない。

工作するのにリューターってあると便利ですよね!

 

 

結局、娘の彫刻刀を借りて


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ナタに元々着いていたリングをはめれる様に成形して行きます。


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ノコギリとナイフで成形して行きます。


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ブレードを挟んで(抜けない様にダボを入れてあります)、リングを叩き込み、接着剤を塗って圧着。


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乾くまで待ちましょう。

 

んー。

今日はもう何も出来ないな。

 

みきり発車でスタートした割には形になって来ました。

ただ、適当にカットしたせいで成形がかなり大変になりそうです。

 

しかし、作業が進むとわくわくが止まりません!

 

次回も引き続き持ち手の制作と時間があればシースの制作に移って行こうと思います。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます!

 

 

第20回 道具の改造

どうも、こんにちはスクです!

 

皆さんは、キャンプで薪を割るときにどんな道具で割って居ますか?

オノ、ナイフ、クサビ、ナタ。

少し考えただけでも色々ありますよね?

 

雰囲気や体力を考えると、パワフルに割れるオノが一番割りやすいし、使い方次第でクサビなら太い薪も割れるし、刃渡りがあればナイフでバトニングにした方が荷物を減らす事ができる。

 

んー。どれも捨てがたい。

 

ちなみに自分はナイフだけでキャンプへ行きます。刃渡りが少し短いので、パワフルさに欠けるので、山に入る時には少し物足りなく感じます。

 

さて、今回は道具の改造なんですが、亡くなった祖母が使っていたナタを改造していこうと思います!


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特に古い物でもなく、いつでもホームセンター等で購入できるナタですね。

 

大五郎 竹割鉈

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錆びを落として刃つけするだけでも良いのですが、今回は「改造」ということで、薮払いもできるように剣鉈に改造して行きましょう。

 

とりあえず、大まかな形をマジックで書きます。


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そして、斬鉄剣という名のノコギリでひたすらゴリゴリします!(保護具は使いましょう)

 

 

 


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ノコギリの音がうるさいと言われてしまい、雪がちらつく中、外に移動!

さらにゴリゴリします。

 

30分後。



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持ち手があって固定しづらいしゴリゴリしにくい。


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さらに15分。右腕だけムキムキになりそうだ。

 

刃になる部分の角度も付けて行きましょう。ここはさすがに文明の利器を使います。

電ドリを固定してひたすら削る。


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何かイケそうな気がして来た。

錆びも落としてしまいましょう。


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なんとなく形にはなりましたが、持ち手を破壊したのでこのままでは使えない。

作業はとりあえずここまでにして、持ち手の木を探しに行って来ます!

 

いやー。やれば出来る物ですね。

 

持ち手、シース、刃付けとやる事盛りだくさんですね。

次回に続く!

 

ここまで読んで頂きありがとうございます!

 

第19回 沢の水の味

どうも、こんにちはスクです!

 

皆さんはキャンプに行く時、水はどのくらい持って行きますか?

0.5Lでは足りない、1L以上だとかさ張る。

んー。どうしたもんか。

と考えだしたのが1年前。

とうとう買いましたよ!


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ソーヤーミニ!!!

 

手動の浄水器です!

他社からも色々出ており、本当に何を買って良いか分からなくなります。

ただ、これで水源さえあれば水を持って行かずにキャンプが出来る。

わくわくが止まりませんね。

 

まずは、中身の紹介をしておきましょう。


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・ソーヤーミニ本体 1個

・0.5Lパウチ 1個

・ストロー 1本

・本体洗浄用注射器 1個

が入って居ます。

ブログやYouTubeでもどのくらいの汚さまで飲めるか試している方が居ますが、とりあえず山を流れる「沢の水」で試してみましょう。(ブルってる訳ではありません)

割りと綺麗な水ですが


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よく見かける沢ですね。

さぁ、腹を壊すのか??それとも特に何も起こらないのか??

ブログのネタ的には何か起きた方が面白いですが。

 

それでは水を汲みましょう。


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汲んでみても特にヤバい感じはしません。

小さな葉っぱの欠片などが少々漂っているぐらいですね。

汲んだ沢の水をろ過します。今回は煮沸はしません。


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ソーヤーミニ本体のネジ込みはペットボトルの飲み口にも着き、漏れもありませんでした。

押し出さないと水は出て来ないため、結構力がいりますね。

今回はペットボトルを使用しましたが、付属のパウチ等の柔らかい素材の方が押し出しやすいかもしれません。

半分ほどろ過をして、比べてみましょう。


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まぁ、元々そんなに汚い水でもないので写真ではほぼ同じですね。

しかし、よく見るとafterボトルの中には葉っぱの欠片等は見当たりません。

…なかなかやりおる。

 

飲んでみましょう。

 

んー。水。普通に水。

水を押し出す時に気泡がたくさん出たので、少し不安になりましたが、プラスチックの匂いもなくいたって普通の水でした。

 

その後、前回書いた通りにファットウッドを探しながら1時間ほどたっても特に体調の変化も無く無事に家まで帰りました。

 

結果としては、ソロキャンプで荷物をへらせるし、川や沢程度なら飲料水として実用できると思います。

これは買って良かったシリーズに入るのではないでしょうか。

 

ただ、よくよく考えると子供の頃沢の水そのまま飲むという特殊な訓練を受けていたので、ろ過したらお腹を壊さないのは至って通常営業ですね。

 

荷物を減らしたい皆さんも水場があるキャンプ場では使ってみてはいかがでしょうか。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます!

 

 

第18回 宝探し

どうも、こんにちはスクです!

 

皆さんは子供の頃、自分だけの宝物はありましたか?

他の人には何でも無い物だったりしますよね。

 

今回は、そんな「宝物」を探しに行きたいと思います!

さて、山で探す宝物。何だと思いますか?

 

そう!ファットウッドです。

直訳すると、「太った木」ですね。天然の着火剤とも言われます。

自分の中では、欲しい、有ったら嬉しい、けど買うほどでも無い位置付けですね。

自分で探して見つけたら、きっと「宝物」になるでしょう。

 

さぁ、探しに行きましょう!※山の持ち主に許可は取りましょう。

とりあえず山を歩いて、松の倒木を探します。


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枝の付け根や根元に多いそうです。

叩いて硬い音がしたら、枝の付け根辺りを切ってみます。


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これはファットじゃないウッドですね。スカスカのやせ型です。

叩いた音で判ってはいましたが、確認のために切ってみました。

 

諦めず探していると、とうとう見つけました

約1時間ほど山を歩き、松の倒木を見つけては切る、を繰り返しました。

…全然見つからない。(松の木が少ない事もありますが)

諦めず探していると、とうとう見つけました。


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木の油分が溜まって少し透明感がありますね。

…おぉ、輝いて見えます。

細くて小さいですがちゃんとファットウッドになっています。

諦めようかと思いましたが、自分で探して見つけたらこんなにうれしいんですね~。

 

今回の採れたファットウッドがこちら!


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ファットじゃない部分を削ったら無くなってしまいそうなぐらい短いので、削るのはやめました。

大物もなく沢山は採れませんでしたが、自分で探して見つける「宝探し」は大人になっても楽しいものですね。

 

皆さんも機会があれば宝探しに出掛けてみてはいかがでしょうか?

 

ここまで読んで頂きありがとうございましす。

 

 

 

第17回 野生の味

どうも、こんにちはスクです!

 

皆さんは、ジビエに興味はありますか?

 

自分は狩猟免許を取ろうか迷っているぐらい興味があります。

 

今回は、たまたま頂いた鹿肉と猪肉を食べてみようと思います!

ちなみにジビエを食べるのは、猪は2回目、鹿は初です。

前回の猪肉はどんな味か気になったので、塩胡椒のみで焼いて食べました。

今回は食べるのが自分だけではないので、煮込み料理にしたいと思います。

それでは、下ごしらえからやって行きましょう!(素人なので色々多めに見て下さい)

まずは、塩もみをして肉の中の血抜きをして、水に酒を入れて煮込んで灰汁抜きをします。

 

とりあえず、火が入るまでやってみますかね。

ネット情報によると、鹿肉は強火で火入れをすると固くなるみたいなので、弱火でじっくりやって行きましょうか。

煮込んでいると、なかなかワイルドな香りがしますね。

灰汁も豚より多い感じがします。

一度煮汁を捨てて


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ワインをブチ込みます。


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強火でアルコールを飛ばして…コトコトはめんどくさいので圧力鍋で行きましょう。

コンソメを入れて、とりあえず15分。

具材を入れ、塩コショウとソースと蜂蜜で味を整えつつ、小麦粉でとろみをつける。

ちょっとオシャレにバジルとか入れてみる。

 

というわけで今回は、ジビエ肉の赤ワイン煮込みです。



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自然に感謝して、さぁ食べて行きましょう!

 

猪は煮込んでもワイルドさが残りますね。

多分好き嫌いが別れると思います。

鹿は癖もなくかなりホロホロになるので煮込み過ぎ注意ですかね。煮込むと牛肉に近いので、言われなければ多分わからないですね。

 

両方とも美味しく頂きました!

 

今回はジビエを食してみました。

皆さんも機会があれば食べてみてはいかがでしょうか。

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。